2017年12月14日
2017年12月11日
ブラジルの政治経済に関するラウンドテーブル
在日ブラジル商工会議所はN3Plus、Licks Attorneys特許法律事務所と共催でブラジルの政治経済をテーマとした第5回ラウンドテーブルを12月11日に実施した。金融、商社、メーカー、大学等の関係者が参加しブラジル経済は低迷の底を打って回復基調に入ったとの認識を共有した。また、大統領選挙も含む政治が混迷している環境の中で、財政健全化に重要な年金改革法案、税制改革法案等のハンドリングを注意深く見ていく必要性の意見が数多くあった。同時に、経済が良くなってきた事を国民が肌で感じられるようになる事が2018年の政治経済動向を左右する重要なポイントとの意見もあった。
在日ブラジル商工会議所アドバイザーでN3Plus顧問の駒村聖氏は、GDP構成に関連るデータを示しつつブラジル経済の転機を強調した。一方、Licks Attorneys特許法律事務所の弁護士ホベルト・カラペト氏は、改正労働法や今後の年金改革法案の採決に関する見通しを紹介した。2018年の大統領選挙の現状についても意見交換が行われ、ルラ元大統領が人気のトップにランクされる中、大半の有権者が支持すべく候補者を決めかねている調査データーが注目された。
出所:在日ブラジル商工会議所
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